REPO 2026

ざぶとん亭風流企画presents

会場 伝承ホール

2026.3.17(火)

柳家喬太郎「風の鞄」~新作のゆくえ~ vol.2








喬太郎師匠による
新作落語メインの新シリーズ
毎回、新作創作に打ち込む
気鋭の後輩を招いての二人会です

第二回目のゲストは
噺家の経験を踏まえ
独自のポジションと視点から
新作落語をつくり続け
多くの若手噺家たちに作品を提供する
ナツノカモさんが登場

お互いに二席ずつ
ナツノカモさんは
男女夫婦の出会いから添い遂げを
ほっこり描いた「鯉を恋ふ」
オンラインでオフラインな
リモート社会を背景にした
SFナンセンス「未来はオフライン」

喬太郎師匠はあふれ出すマクラから
3月ならではの歴女炸裂「白日の約束」
芸の引き出しがたっぷりの「銭湯の節」

なんともステキな登場人物たちが
次々に舞い降りる一夜となりました




〈番組〉
オープニングアクト ナツノカモ ぼんぼり 喬太郎

大安売り     ぼんぼり
白日の約束    喬太郎
鯉を恋う     ナツノカモ
仲入り
未来はオフライン ナツノカモ
銭湯の節     喬太郎




ざぶとん亭風流企画presents

会場 伝承ホール

2026.4.23(木)

一之輔のいまコレ!







一之輔師匠が今まさに
これを聞きたい聞かせたい
知りたい知ってほしい
というモチベーションが貫かれた一夜
  ◎

JFNのラジオで出逢った迷曲の紹介
新真打・ふう丈改め二代目三遊亭円丈登場
妙な熱気の客席がそうさせたのか
円丈、一之輔ともに口慣れた台詞で
思わぬノッキング・・・
これがライブの空気をますます活性化
  ◎
後半は昭和興行界の超傑物を描いた
傑作ノンフィクション
「沢村忠に真空を飛ばせた男」がヒット
作家の細田昌志さんとたっぷりと対談。
落語との関り、取材の奥義など
ディープな知識の引き出しを開けながら
ここだけの話が満載となりました。

  ◎
トリはネタおろしほやほやの「試し酒」で
大杯のみほして、ライブ度満載のライブは
熱気の余韻あふれて幕となりました。





〈番組〉
OPトーク     一之輔
ターミネーター初天神 円丈
がまの油      一之輔
仲入り
対談        細田昌志 一之輔
試し酒       一之輔




らくご@座・紀伊國屋ホール

会場 紀伊國屋ホール

2026.4.28(火)

三三の新三
~柳家三三「髪結新三」ひと夜がたり~







ちょい暑な好天にめぐまれて
江戸の初夏をたぎらせる男たちの
欲と面子の突っ張りあい・・・
旬の名物噺「髪結新三」
4年ぶりの口演となりました。
  ◎
前回見せたエンタメなアプローチを
さらにブラッシュアップ
締め処はギュッと、開け処はパッと
脅したり、すかしたり
とぼけたり、ねじ伏せたり
肚のさぐりあいに、啖呵の切りあい
新三、忠七、車力善八、
源七親分、大家長兵衛・・・
登場人物たちが硬軟自在にからみあって
笑いどころもあちこち増量!?
  ◎
先人たちの表現をますますさらに
軽やかに守破離して自身の道を拓く
世話噺と長屋噺のハイブリッド
柳家三三版「髪結新三」
  ◎

客席の反応も実に豊かな
充実至福の高座となりました。




〈番組〉
牛ほめ    東村山
髪結新三   三三
仲入り
髪結新三   三三


三味線:松尾あさ
出囃子:髪結新三/こいのぼり



ざぶとん亭風流企画presents

会場 さくらホール(渋谷区大和田綜合センター)

2026.5.15(金)

柳家喬太郎「風の鞄」~新作のゆくえ~ vol.3







喬太郎師匠が新作創作に打ち込む
注目気鋭の後輩を招いて
新作の「風」を集めるシリーズ

第3回目のゲストは
沁みる歌唱力とスナックヒヤシンスで
ブレイク街道を坂道発進中(?)
登場人物達のまろやかな味わいが
妙にぬくもる林家きく麿師匠

そして現代の落語界で
最も三題噺を創作し続ける
細身に才気が詰まった
求道のクリエイター柳家わさび師匠

オープニングアクトで
大ホールの音響至福に包まれて
繰り出された4席


喬太郎師匠は思ったことを
すぐに口に出してしまうのが
止まらないモードありつつ
ミスリードの傑作「午後の保健室」
世代間認識バトルから記憶の霧へ
「えーっと、ここは」の2席
きく麿師匠は半そで半ズボンが
もたらす違和感を
ぐいぐい掘り下げる「半ソボン」
わさび師匠は80年代レディース文化の
あるあるを解像度鮮明に掘り起こす
ファンタジックなファミリーストーリー
「ヤンママ」

終わって見渡せばいずれも
時空やジェネレーションが響きあう
「昔の名前で~」的な物語たち!?
大ネタ小ネタの笑いがうねった
渋谷の夜でした=



〈番組〉
オープニングアクト 喬太郎 きく麿 わさび
午後の保健室    喬太郎
半ソボン      きく麿
仲入り
ヤンママ      わさび
えーっと、ここは  喬太郎

前座:ぼんぼり


らくご@座・イイノホール

会場 イイノホール

2026.5.30(土)

俺のコワカレ






ひとつの噺を多彩に味わう
「俺の」シリーズ
人情噺の名作『子別れ』に
スポットをあてて
長講2席をじっくり
   ◎
一之輔師匠は古典版を
独自に改作した「子別れたまま」
2024年の
「一之輔・天どん ふたりがかりの会」
での無茶ぶリレーから誕生した一席は
いきなりの多様性ファミリー出現で笑わせつつ
家族と母親のリアルを見つめ直した
ちょいほろ苦だけど
希望の余韻じんわりな令和な一席に
ペロ、グッジョブ!
   ◎
白鳥師匠は2013年の
「白鳥・三三 両極端の会6」で
ネタおろしのあと
長らくお蔵に入っていた
落語家虚々実々モノ
「子別れミミちゃん」を
超ブラッシュアップして披露
落語家は「笑い」か「芸」か!?
「笑点」と「マネー」と「柳家」が
リアルかフェイクか未確認のまま
白鳥ワールドでせめぎ合い
抱腹だけどぐっと胸しめつけられる
白鳥版子別れとなりました。
   ◎
「俺の」シリーズに新たな扉が開いた
一夜でありつつ
白鳥一門から二ツ目になったのは
東長崎ではなく東村山さんであると
笑いながら覚えた一夜でもありました!?






〈番組〉
転失気       らいち
子別れたまま    一之輔
仲入り
子別れミミちゃん  白鳥


三味線:千葉しん